合唱曲紹介・解説

【厳選11曲】合唱コンクールで勝てる曲|隣のクラスに教えたくない

合唱コンクールで勝てる曲
男の子
男の子
合唱コンクールで勝ちたいです。他のクラスに差をつけられる曲を教えてください。

こんな疑問に答えます。

合唱コンクール、せっかく参加するのだから良い結果を出したいですよね。

この記事の内容は以下の通りです。

  • 中学生向け、学年別に勝てる合唱曲を紹介
  • 合唱経験豊富な筆者が解説! 曲の紹介文、スローガンなどに使える
  • 歌い方のコツは? 他のクラスに差をつける練習のポイントも解説

これらの内容を、

  • 合唱歴10年以上
  • 合唱団でパートリーダー・指揮者を経験
  • 知っている合唱曲は500曲以上

である筆者が、持てる知識とセンスを総動員してお送りしたいと思います。

曲の選び方のポイントはこちら(【結果に繋がる】合唱コンクールの選曲5つのポイント【力が発揮できる曲とは】)で解説しています。

【厳選11曲】合唱コンクールで勝てる曲

それでは紹介していきます。

音源リンクもつけましたので、聞きながら読み進めてみてください。

1.『旅立ちの時~Asian Dream Song』(ドリアン助川 作詞/久石譲 作曲/富澤裕 編曲)

『旅立ちの時』はジブリ映画の音楽で有名な久石譲さんが作曲した作品。

副題に『Asian Dream Song』とあるように、どことなくアジア風の雰囲気が漂います。

『旅立ちの時~Asian Dream Song』を選んだ理由・解説

『旅立ちの時~Asian Dream Song』を選んだ理由は「とにかく、カッコ良い!」です。

こんなにもカッコよいのに、音楽的にはコンパクトにまとまっていて音域的にもそれほど無理がありません。

合唱曲はカッコよさに比例して難易度も上がっていく傾向にあるので、このレベル感でこれだけカッコ良い曲はなかなかありません。貴重な存在です。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
他のクラスにうらやましがられること請け合いです。

2.『時の旅人』(深田じゅんこ 作詩/橋本祥路 作曲)

こちらも中学生向けレパートリーとしては不朽の名作。『時の旅人』です。

こちらの記事(【全解説】合唱曲『時の旅人』のすべて!|作曲者・曲想・難易度など)で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

時の旅人解説
【全解説】合唱曲『時の旅人』のすべて!|作曲者・曲想・難易度など こんな声に答えます。 コンクールで歌う曲に迷っていて、「『時の旅人』はどうかなあ」と考えている方も多いと思います。 ...

『時の旅人』を選んだ理由・解説

『時の旅人』は中学3年生向けのレパートリーとして紹介されることもあるくらい、やや難易度の高い曲です。

難しさのの理由には「転調が多いこと」が挙げられます。

この転調によって場面の雰囲気をガラリと変えることで、様々な景色が鮮やかに描かれます。

この場面の転換を掴み、一つの曲の中でドラマを描くことでハイレベルな演奏になると思います。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
「ドラマを作る」というのは音楽づくりの大切な要素です!

3.『ほらね、』(伊東恵司 作詩/松下耕 作曲)

『ほらね、』は松下耕さんの作曲。

後に述べる『ヒカリ』や『信じる』も松下耕さんの作品です。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
『ほらね、』には混声4部版などいろいろなバージョンがありますが、ここで紹介しているのは混声3部版です。

『ほらね、』を選んだ理由・解説

『ほらね、』は今回中学1年生向けに紹介している曲の中で、もっとも合唱らしい魅力を持った作品だと思います。

ハーモニーの充実ぶりや、強弱などを含め音楽の構成感なども考えていく必要があるでしょう。

そのためやや難しく、もしかしたら中学2~3年生で選んでも良いかもしれません。

その分、しっかり作り込めば結果を出しやすい曲となっています。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
クラスのレベルに応じて柔軟に選んでいただければと思います!

4.『虹』(御徒町凧・森山直太朗 作詩作曲/信長貴富 編曲)

もともとNコンの課題曲だった『虹』は、ポップスからの編曲作品ということもあり、大変キャッチーな作品に仕上がっています。

編曲は本格的な合唱曲を数多く手掛ける信長貴富さん。そのため合唱らしさもしっかり味わえます。

『虹』を選んだ理由・解説

合唱の良さ・ポップスの良さの両方を味わえるのが、この曲を選んだ理由。

ノリよく歌えつつも、楽譜を読み込んで練習することでしっかりとしたアピールも可能です。

こちらの記事(【ワンランク上へ】合唱曲『虹』歌い方のコツ|全体練習で必ず役立つ)にて練習方法を解説していますので、ぜひご覧ください。

『虹(信長貴富)』
【ワンランク上へ】合唱曲『虹』歌い方のコツ|全体練習で必ず役立つ こんな方に向けた記事です。 合唱において、上質な演奏をするにはきちんとポイントを押さえて練習することがとても大切です。 ...

5.『未来へ』(谷川俊太郎 作詩/信長貴富 作曲)

『未来へ』は合唱界では大変人気のある信長貴富(のぶながたかとみ)さんの作品です。

『未来へ』を選んだ理由・解説

信長貴富さんというと『虹』もかなりの人気作品なのですが、せっかくなので本格的な合唱作品を歌ってもらいたいなと思い選びました。

キャッチ―なメロディーとコード進行で、ノリも良く親しみやすい曲ではありますが、要所のハーモニーや掛け合い、深い内容を持った歌詩など、内容は非常に充実しています。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
一度歌詩を良く味わってみるのも良いと思います!

6.『ヒカリ』(瀬戸沙織 作詩/松下耕 作曲)

『ヒカリ』

詩集「希望」(NHK全国学校音楽コンクール 第70回記念課題曲応募
詩 優秀作品集)に収載されていた中学生の詩をテキストにした合
唱曲。

出典:パナムジカ(https://www.panamusica.co.jp/ja/product/21041

ということで、中学生の作品がテキストとして用いられているんですね。

『ヒカリ』を選んだ理由・解説

聞いていただくと分かる通り、冒頭のピアノの和音、歌い出しのインパクトにまず驚き、惹かれると思います。

空虚5度を基調としたハーモニー、メロディーで、非常にストイックな音楽となっています。

この絶望を感じさせるようなサウンドから次第に光の差す方向へ音楽は向かっていきます。

かなり劇的な内容を持った作品となっています。

7.『未来』(谷川俊太郎 作詩/高嶋みどり 作曲)

”たけざお”の曲です。歌詩が印象深い曲です。

『未来』を選んだ理由・解説

『未来』というタイトルのイメージ通り、伸び伸びとしたメロディーが特徴の爽やかな曲です。

ですが歌詩を聞いてちょっと驚きますよね。”たけざお”が登場。

一体何のことなのか。考えてみるとなかな深いです。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
メロディーを気持ちよく歌える曲です。

8.『初心のうた』(木島始 作詩/信長貴富 作曲)

4曲目は『初心のうた』です。

他の曲と比べると歌われることが少ないみたいです。いい曲なんですけどね…。

『初心のうた』を選んだ理由・解説

社会の闇を暗示するピアノの前奏から曲は始まります。なかなかショッキングな響きです。

曲の前半は短調で淡々と進み、後半に進むにしたがい次第に光の差すような曲調に変化していきます。

社会を風刺するようなやや辛辣な詩が用いられていますが、その分メッセージ性のある曲となっています。

はじめは暗い曲調に驚くかもしれませんが、通して聴くとこの曲の良さが分かると思います。

9.『信じる』(谷川俊太郎 作詩/松下耕 作曲)

合唱コンクールで非常に人気のある『信じる』。

2004年度のNコン中学校の部の課題曲です。

『信じる』を選んだ理由・解説

繊細で美しい前奏から始まり、中盤では激しい展開、そして最後の”LaLaLa”で歌うクライマックスでウルっと来る名曲です。

音楽だけでなく、詩で扱うテーマにも誠実に取り組みたいですね。

”LaLaLa”で前奏のメロディーが再現されるのが良いんですよね…。

練習のポイントはこちらの記事(合唱曲『信じる』音取り・歌い方のコツ、指揮・伴奏のポイント|合唱指揮者が解説します)で詳しく解説しています。

『信じる』
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10.『はじまり』(工藤直子 作詩/木下牧子 作曲)

木下牧子さんの『はじまり』です。お聞きください!

『はじまり』を選んだ理由・解説

快速なテンポの6/8拍子の曲。

ダイナミックなフレーズ感が魅力です。

ラストは堂々たるD-durの和音で劇的に。

  • 「テンポの速い曲を歌いたい」
  • 「スケール感の大きな曲を歌いたい」

というクラスにはぴったりの曲です。

これらの特性を生かした圧巻の演奏を目指しましょう!

えすた@指揮者
えすた@指揮者
難しいですがその分演奏効果は高い曲となっています。

11.『決意』(片岡輝 作詩/鈴木憲夫 作曲)

最後の紹介曲です!

『決意』を選んだ理由・解説

『決意』は今回紹介した曲の中では唯一混声4部合唱です。

中学生が歌う曲としては混声3部合唱のものが多いですが、すこし背伸びしてみても良いでしょう。

4部合唱とは言っても、ソプラノとテノールがユニゾンになっている部分も多いので、挑戦しやすいと思います。

ただし、全体的に難易度は高めです。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
混声4部合唱の充実したハーモニーが味わえます。

曲を選ぶときのポイント

女の子
女の子
結局、どの曲を選んだらよいの?

こんな方もいらっしゃると思います。

1番大切なのは「1番力が発揮できる曲」を選ぶこと。

こちらの記事(【結果に繋がる】合唱コンクールの選曲5つのポイント【力が発揮できる曲とは】)で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

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まとめ:【厳選11曲】合唱コンクールで勝てる曲

最後に今回紹介した曲をまとめて振り返っておきます。

合唱コンクールで勝てる曲
  1. 『旅立ちの時~Asian Dream Song』
  2. 『時の旅人』
  3. 『ほらね、』
  4. 『虹』
  5. 『未来へ』
  6. 『ヒカリ』
  7. 『未来』
  8. 『初心のうた』
  9. 『信じる』
  10. 『はじまり』
  11. 『決意』
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えすた
合唱歴10年以上のアマチュア合唱指揮者です。 合唱団運営などもやっております。