指揮法・指導法

【結果に繋がる】合唱コンクールの選曲5つのポイント【力が発揮できる曲とは】

合唱コンクール選曲のポイント
中学生
中学生
合唱コンクールで結果を出したいです。どうやって曲を決めたら良いですか。選曲のポイントを教えてください。

こんな疑問に答えます。

結論としては「自分たちの力が1番発揮できる曲を選ぶ」ことがコンクール入賞への近道です。

そこでこの記事ではそんな曲を選ぶための5つのポイントについて解説します。

記事の後半では具体的な曲の探し方・出会い方についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

合唱曲はたくさんありますが、ベストな選曲をするための手掛かりとなるはずです。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
5年以上の指揮者経験的に、「これは!」という曲に出会えると結果に繋がります。
中学校の校内コンクールをイメージして書いていますが、より本格的なコンクールを目指される方にも役立つ内容だと思います。
おすすめの楽譜(【比較3選】合唱経験者がおすすめする楽譜と間違いない選び方【コンクール向け】)についてはこちらの記事で紹介しています。
合唱曲や音源探しはAmazon Music Primeがおすすめです。無料で試せるのでぜひ使ってみてください。

合唱コンクールの選曲5つのポイント【力が発揮できる曲とは】

合唱コンクールで結果を出す方法、知りたいと思います。

結局のところ、結果を出すには良い演奏をすることです。これしかありません。そして良い演奏をするには「自分たちの力を発揮できる曲」を選ぶことが必要です。

次の5つのポイントを押さえましょう。

  1. 難易度(リズム・音域・伴奏など)
  2. パート編成
  3. みんなが気に入ってくれるかどうか
  4. 歌い込める歌詩(歌詞)
  5. 自分たちが目指したい音楽【最重要】

ポイント1.難易度

1つ目のポイントは難易度です。

自分たちの実力より1回り難しい曲を選びましょう。

少しだけ実力を超えた曲に取り組むことで、苦労はしますがその分成長していけます。

特に校内コンクールではみんなのスタート地点は同じです。なのでそこからどれだけ成長できたかで結果が決まると言っても良いでしょう。

逆に難易度が適正でないと次のようになってしまいます。

  • 簡単すぎる曲→伸び悩む
  • 難しすぎる曲→練習が全然進まず、本番で失敗
えすた@指揮者
えすた@指揮者
感覚的には「ちょっと難しそうかも…」くらいの曲が最適です。

曲の難易度を見極めるには次の要素を確認しましょう。

  • メロディー・ハーモニー
  • リズム・テンポ
  • 音域
  • 指揮
  • 伴奏

ポイント2.パート編成

例として中学校のコンクールでよく取り上げられる混声3部合唱を見てみましょう。

1口に混声3部合唱と言っても曲によってパート編成に違いがあります。

  • 女声がユニゾンの部分が多い
  • 男声にdiv.(ディヴィジ/分かれて歌う)が多く、実質混声4部合唱
  • solo(ソロ/1人で歌う)がある

女声の人数が少ないクラス・団では「女声がユニゾンの部分」が多いと練習しやすいでしょう。

div.が多い曲の場合、人数がある程度多くないと歌いこなすのが難しくなります。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
パート編成の特徴を掴んで曲を選びましょう。
パートのバランスについてはこちらの記事(合唱パートの比率(人数比・バランス)の考え方【基本は均等でOK】)で詳しく解説しています。

ポイント3.メンバーが気に入ってくれる曲

全員が一丸となって歌うことは良い演奏をする上で必須です。

そういう意味ではメンバーみんなが気に入ってくれる曲を選ぶというのも大切です。

クラス合唱で「男子が歌ってくれない…」という場合だけでなく、学生団(大学生)や一般団(社会人)でも同様です。

指揮者の趣味全開であまりに難解な曲だとメンバーがついてきてくれないかもしれません。

もちろん練習に取り組んでるうちに分かってくることもありますが…。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
そのあたりの見極めが肝心です。

ポイント4.歌い込める歌詩(歌詞)

歌詩(歌詞)もチェックしていおいた方が良いでしょう。

ある程度時間をかけて練習していくことになりますので、歌い込むにふさわしいと感じるものを選びましょう。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
歌詩が好きになれると「しっかり伝えたいな」という気持ちになりますよね。

ポイント5.自分たちが目指す音楽【最重要】

最重要のポイントが「自分たちが目指す音楽」は何かです。

言い換えると、自分たちがどんな音楽を作りたいか、聞いている人にどんな気持ちになってもらいたいかということです。

男の子
男の子
なんか難しそう…

と思うかもしれませんね。

例を挙げてみます。次のようなことで大丈夫です。

  • 迫力のある音楽で圧倒したい
  • ホロリとくるような感動を届けたい
  • カッコ良いと思わせたい
  • リズムにノって、楽しい気持ちになってもらいたい
  • 美しいハーモニーを味わってもらいたい

目指すことはなんでもOKです。

ポイントは「目指すこと=ゴール」に合った曲を選ぶのが大切です。

例えば「迫力のある音楽を作りたい」と思っているのにp(ピアノ/小さく)が多いしっとりした曲はミスマッチですよね。

あるいは「ドラマチックな音楽を表現したい」と思うなら音楽的な起伏に富んだ作品を選ぶとうまくいくと思います。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
目指すゴールに沿った曲を選びましょう。

【発展】「難易度が高い=勝てる」とは言えない理由

女の子
女の子
コンクールで勝つには難しい曲を選んだ方が良いんじゃないですか?

とういう疑問に答えます。

実際のところ、ある程度難易度が高い曲を選んだ方が結果は出やすいと思います。

ただし、難しい曲でなければ絶対に勝てないかと言ったらそうでもありません。

理由:難易度が高い曲は審査員へのアピールになる

難しい曲は審査員へのアピールになる、これが結果が出やすい理由です。

難しすぎて演奏が破綻してしまっては元も子もありませんが、簡単すぎる曲ではアピール不足になってしまう可能性があります。

簡単な曲でアピールするための方向性

では簡単な曲ではダメかというとそうではありません。

しっかり作りこんでいくことで審査員にアピールするという方法もあります。

  • 言葉だけでなく詩の内容まで表現する
  • ハーモニーを美しく磨き上げる
  • フレーズ感やアゴーギグ(細かなテンポ変化)で魅せる

このような方向性が考えられます。

男の子
男の子
なんか難しそう…

そうなんです。難しい。

  • 難しい曲をぼちぼちの完成度に仕上げる
  • 簡単な曲を絶品に仕上げる

この2つでは前者の方が達成しやすいです。

だったら多少無理しても難しい曲を選ぼうか、となることが多いのではないかと思います。

結果として「難易度が高い=勝てる」という図式を成り立たせてしまうのですが、必ずしもそうではないことを忘れないようにしましょう。

難しさより「目指す音楽」を優先する

個人的な結論は「難しさを追い求めるより自分たちが目指す音楽を優先する」です。

選曲の5つのポイントでも「自分たちが目指す音楽」が最重要とお伝えしましたよね。

難しい曲を歌うからコンクールで勝てるではなく、

  1. 目指す音楽に合った曲を歌う
  2. 良い演奏ができる
  3. コンクールでの結果がついてくる

このような流れの方が望ましいと思っています。

「目指す音楽」を優先した結果、めちゃくちゃ難しい曲になってしまったということもあり得ます。

その場合は仕方ないですね。頑張りましょう!

課題曲がある場合に考えるべきこと【表現の幅を見せよう】

課題曲が設定されていることもあると思います。

その場合は自由曲と似た曲調にならないように気をつけましょう。

その方が表現の幅広さをアピールできるからです。メリハリと言ってもいいかもしれません。

例を挙げてみます。

  • 課題曲…しっとりした曲
  • 自由曲…元気な曲
  • 課題曲…跳ねるようなリズムの曲
  • 自由曲…じっくりとハーモニーを聞かせる曲

仮に同じような曲が2曲続くと、審査員的にもちょっと退屈してしまいますので注意が必要です。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
プログラム(演奏曲)のバランスを考えましょう。

合唱曲の出会い方・探し方

女の子
女の子
選曲のポイントは分かりました。曲はどうやって探したら良いですか?

そんな声に答えて3つ方法を紹介します。

  1. YouTubeなどで聞く
  2. Amazon Music Primeを使う
  3. 楽譜を買ってみる
  4. このブログを読む

探し方1.YouTubeなどで聞く

まずはYouTubeで合唱曲を聞いてみましょう。1番お手軽な方法です。

聞いてみたい曲名や「合唱曲」などと検索すればたくさん出てきます。

メリットは次の通り

  • 実際に聞くことでイメージが掴める
  • 無料
  • 簡単

逆にデメリットもあります。そのあたりは別の方法でカバーしましょう。

  • 1曲1曲聞いていると時間が掛かる
  • タイトルを知らない曲は検索できない
  • 詳しいことが分からない(難易度・編成など)
えすた@指揮者
えすた@指揮者
ざっくりとした曲調を調べるのに向いている方法です。

探し方2. Amazon Music Prime

YouTubeは無料で聴けるのですが「聴きたい曲が無い…」ということもしばしばあります。

それでは物足りない場合にはAmazon Music Primeを使うのがおすすめです。

メリットは次の通り。

  • 200万曲が聴き放題(合唱曲も多数)
  • 演奏のクオリティが高い
  • すでにPrime会員の人は無料(そうじゃない人も無料期間あり)

YouTubeと比べると、曲のバリエーションも演奏のクオリティも1ランク上です。

上質な演奏を聴いておくと練習するときにも役立ちますので、情報源として非常に役立ちます。

より曲数の多いUnlimitedや、高音質のHDなどもありますが、まずはPrimeからスタートして、気に入れば他のサービスに切り替えるのが良いと思います。

デメリットとしてはPrime会員になるには月額500円が必要ということです。

ただし、無料期間もあるので試して見る価値はあると思います。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
Prime自体非常にコスパの高いサービスです。学生の方はStudentプランもアリですね。

探し方3. 楽譜を買ってみる

音源を聞くだけでは詳しいことが分からないのが難点でした。

それを解決するには実際に楽譜を買ってみるのが有効です。

メリットは次の通り。

  • 曲の詳しいことが分かる(音域・音やリズムの難しさなど)
  • 楽譜によっては作曲者のコメント・演奏のポイントがついている

このように楽譜から得られる情報はとても多いです。

選曲の際には楽譜を手に入れることが望ましいです。

デメリットは以下。

お金がかかる

中学生にとってみたらここがネックですよね。

ただ、中学生向けの合唱曲集は他の楽譜に比べれば破格の安さです。

「絶対にコンクールで勝つんや!」という意気込みがある場合は買うべきです。

探し方4. このブログを読む

手前味噌ですが、このブログも情報源としてご利用ください。

例えばこちらの記事(【厳選11曲】合唱コンクールで勝てる曲|隣のクラスに教えたくない)などですね。

メリットもあります。

  • 無料
  • 歌い方・練習のコツを解説している
  • 随時更新中

歌い方・練習のコツに関しては10年以上の合唱歴・5年以上の指揮者歴をもとになるべく濃い情報をお届けしています。

読めばコンクールで有利になるかもです。

デメリットもあります。

  • 工事中のコンテンツが多い
えすた@指揮者
えすた@指揮者
鋭意作成中ですのでお待ちください…。
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まとめ:力が発揮できる曲を選ぼう

まとめです。選曲のポイント5を振り返ります。

  1. 難易度(リズム・音域・伴奏など)
  2. パート編成
  3. メンバーが気に入ってくれるかどうか
  4. 歌い込める歌詩(歌詞)
  5. 自分たちが目指す音楽【最重要】

ぜひあなたのクラス・合唱団にぴったりの曲を見つけてみてください。

合唱曲や音源探しはAmazon Music Primeがおすすめです。無料で試せるのでぜひ使ってみてください。

コンクールの攻略法はこちらの記事(【まとめ】合唱コンクール完全攻略ロードマップ|3ステップで解説)でまとめています。

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