指揮の振り方

合唱のピアノ伴奏3つのコツ【歌い手と上手にアンサンブルする方法】

合唱・ピアノ・コツ
女の子
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合唱コンクールでピアノ伴奏をすることになりました。どんなことに気をつけたら良いか、コツを知りたいです。

こんな疑問に答えます。

ピアノ伴奏の役割は重要です。演奏全体の雰囲気・クオリティに大きく影響するからです。

伴奏をするときに1番大切なのは「歌い手としっかりアンサンブルすること」。

ただ、こう言われても具体的にどうすればよいのか分からないですよね。

そこでこの記事ではもう少し掘り下げて詳しく解説したいと思います。

これらのコツもとに、楽譜に書き込んで意識するだけですぐにでも効果が表れると思います。

えすた@指揮者
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ぜひ最後までご覧ください。
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合唱のピアノ伴奏3つのコツ【歌い手と上手にアンサンブルする方法】

伴奏をするときに1番大切なのは「歌い手としっかりアンサンブルすること」と最初に言いました。

そのためのポイントとして次の3点を挙げたいと思います。

  1. テンポ感を作る/キープする
  2. そろう部分・ずれるの部分を意識する
  3. テンポ変化では歌い手・指揮者と息を合わせる

コツ1.テンポ感を作る/キープする

伴奏がついている合唱曲ではピアノパートが全体のテンポ感を作ります。

ピアノパートが音楽を引っ張っていると言い換えても良いと思います。

そのため、まずはテンポをしっかり一定に保って弾くことが大事なポイントとなります。

そうすることで歌う側の人も安心して歌うことができるようになります。

逆にテンポが一定しないと次のような悪循環が起こります。

  1. テンポが保てない
  2. ピアノと歌声がばらける
  3. 音が不安になる
えすた@指揮者
えすた@指揮者
テンポをキープすることで安心して歌えるようになります。

テンポを保つ上で意識したいのは、テンポの基準となっている音符に注目することです。

例を挙げてみます。伴奏の形によって判断しましょう。

  • 4分音符を刻んでいる場合→4分音符
  • 8分音符のアルペジオ→8分音符
えすた@指揮者
えすた@指揮者
基準となる音符の粒をそろえて弾くことでテンポをキープできます。

コツ2.そろう部分・ずれる部分を意識する

合唱のメロディー・伴奏の音型がどういう関係になっているか、ということもアンサンブルでは大切です。

少し難しいですね。例としては次のような場合があります。

  • タテがそろっている場合(=tutti
  • タテがずれている場合(=掛け合い)

※「タテ」…メロディーのタイミングのこと

楽譜を読み込み、メロディーの始まりの部分(歌い出し)をチェックしてみてください。

これによってタテがそろっているのか、ずれているのかがが分かりやすくなります。

タテがそろう部分(tutti)をチェック

そろう部分は「ここはそろうぞ、一体感が大事!」と意識することで演奏のクオリティが1段階アップ。

仕上がりの丁寧さが全く違ったものになります。

タテがずれる部分(掛け合い)をチェック

ずれる部分では合唱のメロディーをよく聴き、自分のタイミングをはかりましょう。

掛け合いではお互いにしっかり聴き合わないとしっくりまとまりません。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
メロディーの始まりに印をつけてチェックしておくと分かりやすくなります。

コツ3.テンポ変化では歌い手・指揮者と息を合わせる

テンポが変わる部分では指揮者・合唱としっかりと息を合わせる必要があります。

[テンポが変わる記号の例]

これらの記号を見つけたら、〇をつけるなどして事前にチェックしておきましょう。

チェックした部分では普段よりの指揮者をよく見るようにします。

その上で「指揮者がどれくらいのテンポで進めたいのか」「どんなふうに振るのか」といったことを練習ですり合わせていくのが大切です。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
テンポ変化のある部分は難しいです。しっかりとした合わせておきましょう。

まとめ:音楽を引っ張ること、お互い聴き合うことを両立しよう

ポイントは次の3つでした。

  1. テンポ感を作る/キープする
  2. そろう部分・ずれるの部分を意識する
  3. テンポ変化では歌い手・指揮者と息を合わせる

ピアニストは音楽を引っ張りつつ、歌い手・指揮者とも息を合わせなければいけません。

こうやって書くとやることが大変そうですが、その分やりがいや楽しさも大きいです。

こちらの記事(【ポイント6つ】全体練習(アンサンブル)をまとめる方法|合唱指揮者が解説)では合唱のアンサンブルのコツをまとめています。伴奏をする上でも参考になると思います。

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また、この記事で解説した通り事前に楽譜を分析しておくと役立ちます。こちらの記事(【入門】合唱曲のアナリーゼ(楽曲分析)|やり方・ポイント【書き方の具体例あり】)をご参照ください。

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