信長貴富

混声合唱組曲《朝のリレー》(信長貴富/谷川俊太郎)を解説!

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「《朝のリレー》ってどんな曲集?」

そんな方に向けた記事です。

《朝のリレー》の概要

教育芸術社によって企画~出版された組曲とのことです。

初演は東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ。

谷川俊太郎さんの詩から「朝」をテーマにした作品を集めて合唱組曲にしたものとなっています。

朝がテーマというと爽やかな曲調なのかな、と想像しますよね。

しかし、そこは谷川俊太郎さん。イメージをもっと壮大に、深遠に膨らませて世界を描きとっておられます。

曲の方もそれに呼応するように、複雑さを増している印象です

《朝のリレー》の概要
  • 作詩者:谷川俊太郎
  • 初演:コール・ソレイユ(2006年12月)
  • 全曲の演奏時間:約17分
  • 編成:ピアノ付き、無伴奏
  • 難易度:中級
  • レパートリー:合唱祭、演奏会などに

《朝のリレー》の収録曲

全4曲。3曲目の『朝ゆえに』のみ無伴奏、その他の曲はピアノ付きの作品となっています。

《朝のリレー》の収録曲
  1. 『朝のリレー』
  2. 『朝の祭り』
  3. 『朝ゆえに』(無伴奏)
  4. 『美しい夏の朝に』

《朝のリレー》の特徴

変化に富んだ4曲がラインナップされていますので、演奏会の1ステージとして通して演奏すればなかなか充実したものになるのではないでしょうか。

もちろん1曲だけ取り出して合唱祭などで歌うのも良さそうです、その場合は1.『朝のリレー』、4.『美しい夏の朝に』あたりが候補でしょうか?