こんな悩みに答えます。
合唱初心者の方にとって一番辛いのは「覚えることが多すぎてついていけない」ことではないでしょうか。
この記事ではそんな方のために、初心者の方がなるべく早く知っておきたい歌い方・発声のコツをまとめました。
これらのことを知っているのと知らないのでは上達のスピードが段違いです。
1度ではこなしきれないとかもしれませんので、何度も見直しながら少しずつマスターしていってもらえればと思います。
どうぞご利用くださいませ。
もくじ
歌い方・発声の基本【まずはここから】
合唱初心者の方が最初に意識するべきポイントをまとめた記事を紹介します。
歌い方・発声の全体像をつかもう
こちらの記事を読むと発声の考え方の全体像が身につきます。
脱力の感覚を身につけよう
発声に関して最初に教えてもらうのがこの「脱力(リラックス)」ではないでしょうか。
- 「脱力」できている→「良い呼吸」ができる
- 「良い呼吸」できている→「良い発声」ができる
このような流れになっています。
腹式呼吸をマスターしよう
合唱での呼吸法の基本は腹式呼吸(ふくしきこきゅう)です。
「息(ブレス)」は声のすべての土台となります。
合唱のための声を磨こう
発声の基礎ができたら、さらに声を磨き上げていきましょう。
声量(声の大きさ)を増やそう
脱・初心者のために必要なことの1つは「声量(声の大きさ)を増やす」ことです。
合唱では「歌うばかりでなく周りの音も聴いて」と言われます。
それはそれでものすごく重要なのですが、だからといって小さな声で歌っていても良いという訳ではありません。
一人ひとりが合唱団の中で存在感を持つことが大切です。そうでないと消極的な音楽になってしまいます。
声の「響き」を磨こう
声の「響き」を磨くと次のようなメリットが得られます。
- ホールの隅々まで声が届く
- ハモりやすい
- 楽に歌える
「響き」を磨くには単純に頑張って大きく歌うのでは不十分で、きちんとポイントを知って押さえておく必要があります。
正しいハミングを身につけよう
「ハミングが苦手…。」という人は多いです。
ですが合唱曲ではハミングが良く登場しますし、その柔らかい響きは合唱の魅力のひとつ。
だから避けては通れない要素なんですね。
合唱曲を歌おう
ここまでで発声に関する基本は押さえることができたと思います。
学んだ内容を生かして合唱曲を歌いましょう。応用のレベルになります。
音取りのコツ
合唱曲を歌うには自分のパートの音取りをする必要があります。
「音取りって苦手だな…」という人は多いですが、そんな人のために音取りが早い人が実はやっているというテクニックをまとめました。
つられないようにするコツ
「パート練習で音を取ったはずなのに、合わせてみたら歌えなかった…。」こういうこともあると思います。
つなれないようになるには経験が必要です。
こちら記事では少しでも早くハモれるようになってもらえるよう、コツをまとめました。
言葉・歌詩を伝えるコツ
合唱が他の音楽と違うのは言葉・歌詩があることで、独自の魅力のひとつです。
言葉が聞いている人に伝わらないと「なんて歌っているんだろう…」とモヤモヤした印象を持たれてしまいます。
こちらの記事ではそうならないためのポイントをまとめています。
声を合わせるコツ
合唱のアンサンブルで一番大切なのが「お互いの声を聴き合いながら声を合わせること」です。
初心者のうちは難しいかもしれませんが、常に意識しておくことが大切です。
この記事ではもう少し内容を掘り下げて、どんな部分に気をつければ良いかを解説しています。
歌い方・声のことで困ったら
合唱をやっていると歌い方や声のことで「困ったな…」ということは必ず出てきます。
これらの記事が解決のヒントになるかもしれません。
音程・ピッチで困ったとき
音程・ピッチというのは合唱をやっていれば避けられない要素。ここで困ったり悩んだりする人は多いと思います。
ピッチが悪くなりやすいシチュエーションと対策をまとめたので参考になると思います。
指揮者・パートリーダー向けの内容もあるのでぜひご覧ください。
声が揺れる・震える・かすれるとき
長めのフレーズが歌い切れなくて声が揺れる・震える・かすれるといった悩みを持っている人もいると思います。
こちらの記事ではその原因が息(ブレス)であると仮定して解決策を解説しています。
歌い方のコツ総まとめ:繰り返しながら少しずつマスターしよう
合唱の歌い方に関するコツをまとめました。
たくさんあるので一気に覚えるのではなく、一つひとつマスターしていきましょう。
さらにレベルアップしたい方はこちらの記事(【ポイント6つ】全体練習(アンサンブル)をまとめる方法|合唱指揮者が解説)も合わせてご覧ください。