上級者を目指す合唱研究

【#2】えすた本日の一曲(2021/01/11-01/17)

#2えすた本日の一曲
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!

Twitterのハッシュタグ「#えすた本日の一曲」にて、1日1曲合唱曲を紹介しています。

1週間ごとに紹介曲をまとめて記事にすることにしました。毎週日曜日更新予定です。

今回は2回目です!

【月】『宮沢賢治の最後の手紙』by ChorDoma さん

朗読だけでなく、スキャット的な歌詩も聞きどころです。

作曲技法的には、左手に現れる低い音域のセブンスコードが面白いですよね。

このあたりの音域でテンション付きの和音を鳴らすと濁るのですが、それをあえてガンガン鳴らすことで、「ビート感」のようなものが生まれていると思います。

【火】『みやこわすれ』by 合唱団ぬっく さん & 合唱団いひゅうもん さん

「ぬっく」と「いひゅうもん」で「ぬっくもん」さん。

指揮が良いです!

【水】『ばら・きく・なずな』by東京薬科大学合唱団 さん

ハーモニーがとても暖かく、曲にマッチしていますね。

合唱パートとピアノパートのメロディーの絡みも良いですよね。

【木】『天使』by 合唱団わおん

『ばら・きく・なずな』と同じく、合唱パートとピアノパートの絡みが美しいです。

ハーモニーを構成する1パート1パートがとても丁寧に歌っているので、声がとてもよく溶け合っていて安心感があります。

【金】『Finale』by 早稲田大学グリークラブさん

《天使のいる構図》より。

終曲らしく盛り上がる曲です。

ちょっとコミカルだったり、リリカルだったり、いろんな表情のある曲です。

アカペラになったところでは男声合唱ならではの響きが際立ちます。

【土】『やわらかいいのち』by 京都大学音楽研究会ハイマート合唱団さん

ツイートの通り、拍子やテンポがしょっちゅう変わり、音も難しい大変な曲です。

でもそれがまた良いところなんですよね。

私が最初に「松本望さんの曲良いな」と思った曲。

【日】『いのち』by 東京大学柏葉会合唱団さん

ピアノパートが入ってからはリズミカルでワクワクするような音楽なのですが、歌うのは大変です。

”Ah-”(B.O.だっけ?)のところのハーモニーは鈴木輝明感がにじみ出ていますよね。

めちゃめちゃ細かいんですが、曲終わりのコードの伸ばしっぷりが気に入りました。

たしかスラーがシュッてなってる書き方でしたっけ?(フェルマータじゃなく)

今週は以上です!