声の出し方・発声

【合唱初心者必見】歌い方・発声のコツを総まとめ【上達スピード向上】

合唱・歌い方のコツ総まとめ
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男の子
男の子
合唱初心者です。歌い方のコツっていろいろありますよね。気をつけることが多すぎて覚えられないのでまとめてくれませんか?

こんな悩みに答えます。

合唱初心者の方にとって一番辛いのは「覚えることが多すぎてついていけない」ことではないでしょうか。

この記事ではそんな方のために、初心者の方がなるべく早く知っておきたい歌い方・発声のコツをまとめました。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
合唱歴10年以上、指揮者歴5年以上のノウハウを詰め込みました。

これらのことを知っているのと知らないのでは上達のスピードが段違いです。

1度ではこなしきれないとかもしれませんので、何度も見直しながら少しずつマスターしていってもらえればと思います。

どうぞご利用くださいませ。

歌い方・発声の基本【まずはここから】

合唱初心者の方が最初に意識するべきポイントをまとめた記事を紹介します。

歌い方・発声の全体像をつかもう

こちらの記事を読むと発声の考え方の全体像が身につきます。

声の出し方・発声の基本
【基本】声の出し方・発声のコツ|上達へのポイント8選【合唱初心者向け】「合唱を始めたけど声の出し方が分からない、基本を知りたい」という悩みはありませんか? この記事では初心者の方にぜひ知っておいてもらいたい発声のポイントをまとめました。これらを意識して練習すればコツが掴めます。...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
ちょっとポイントが多くなり過ぎましたが、だんだんとできるようになっていくはずです。

脱力の感覚を身につけよう

発声に関して最初に教えてもらうのがこの「脱力(リラックス)」ではないでしょうか。

  • 「脱力」できている→「良い呼吸」ができる
  • 「良い呼吸」できている→「良い発声」ができる

このような流れになっています。

合唱・脱力・コツ
【歌い方の基本】脱力のコツはウォームアップにあり|合唱初心者向け こんな疑問に答えます。 脱力、つまり体の力を抜くコツは次の2つです。 ウォームアップをしっかりと行うこと ...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
「脱力」するためにはウォームアップが大切です。

腹式呼吸をマスターしよう

合唱での呼吸法の基本は腹式呼吸(ふくしきこきゅう)です。

「息(ブレス)」は声のすべての土台となります。

呼吸法・ブレスのコツ
【合唱初心者向け】呼吸法・ブレスのやり方・コツ【5ステップで解説】 合唱の呼吸法は腹式呼吸が基本です。 ですが初心者の方にはなかなかイメージがつかみにくいですよね。 この記事では腹式呼...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
合唱は「声」の芸術。「息」は「声」のおおもとです。

合唱のための声を磨こう

発声の基礎ができたら、さらに声を磨き上げていきましょう。

声量(声の大きさ)を増やそう

脱・初心者のために必要なことの1つは「声量(声の大きさ)を増やす」ことです。

合唱では「歌うばかりでなく周りの音も聴いて」と言われます。

それはそれでものすごく重要なのですが、だからといって小さな声で歌っていても良いという訳ではありません。

一人ひとりが合唱団の中で存在感を持つことが大切です。そうでないと消極的な音楽になってしまいます。

大きな声で歌うコツ
【合唱人向け】大きな声で歌うコツと速攻で効く練習法【実績あり】「大きな声が出せない…」「声に芯が無いって言われた…」こんな方向け。この記事では大きな声が出ない原因と声量をアップさせる具体的な練習方法を解説しています。合唱関係以外の人も役立ちます。ぜひご覧ください。...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
声量のレンジ(幅)の広さも良い歌い手の条件です。

声の「響き」を磨こう

声の「響き」を磨くと次のようなメリットが得られます。

  • ホールの隅々まで声が届く
  • ハモりやすい
  • 楽に歌える

「響き」を磨くには単純に頑張って大きく歌うのでは不十分で、きちんとポイントを知って押さえておく必要があります。

合唱・響き・コツ
【4ステップで解説】響きのある声づくりのコツ【ホール全体に届ける】 こんな疑問に答えます。 「あの人/あの合唱団の声は良く響くなあ」と思っても、実際どうしたら響く声で歌えるのかというとよく分...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
初心者の場合、感覚をつかむのに時間が掛かる部分です。

正しいハミングを身につけよう

「ハミングが苦手…。」という人は多いです。

ですが合唱曲ではハミングが良く登場しますし、その柔らかい響きは合唱の魅力のひとつ。

だから避けては通れない要素なんですね。

合唱・ハミング・コツ
【3ステップで上達】ハミングの歌い方とコツ【響きのポイントを意識】 こんな疑問に答えます。 合唱をやっている方で「ハミングが苦手…」という方は多いと思います。 響かなかったり高い音が出...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
ハミングのコツをつかめるとかなり楽しく歌えます。(良くハモれるので。)

合唱曲を歌おう

ここまでで発声に関する基本は押さえることができたと思います。

学んだ内容を生かして合唱曲を歌いましょう。応用のレベルになります。

音取りのコツ

合唱曲を歌うには自分のパートの音取りをする必要があります。

「音取りって苦手だな…」という人は多いですが、そんな人のために音取りが早い人が実はやっているというテクニックをまとめました。

音取りのコツ
【苦手を克服】合唱の音取りが早くなるコツ11選|絶対音感無しでもできる合唱の音取り・譜読みが苦手な人は多いと思います。早く音を取って歌えるようになりたいですよね。この記事では絶対音感が無くても早く音が取れる・初見で歌えるようになるコツを11個解説しました。具体的な楽譜を用いて実践例も紹介しています。ご覧ください。...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
音取りが早い人の秘密です。

つられないようにするコツ

「パート練習で音を取ったはずなのに、合わせてみたら歌えなかった…。」こういうこともあると思います。

つなれないようになるには経験が必要です。

こちら記事では少しでも早くハモれるようになってもらえるよう、コツをまとめました。

つられない方法
【レベル別対策4つ】つられないようになる練習法【合唱初心者向け】 こんな悩みに答えます。 初心者の間は他のパートの声が聞こえてくると自分の音が分からなくなったりして不安ですよね。 こ...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
ハモれるようになると合唱の楽しさが倍増します。

言葉・歌詩を伝えるコツ

合唱が他の音楽と違うのは言葉・歌詩があることで、独自の魅力のひとつです。

言葉が聞いている人に伝わらないと「なんて歌っているんだろう…」とモヤモヤした印象を持たれてしまいます。

こちらの記事ではそうならないためのポイントをまとめています。

201121言葉を伝える
【日本語編】合唱の歌詩(歌詞)・言葉をはっきり伝えるためのコツと練習法 このな疑問に答えます。 合唱には歌詩があります。大きな魅力のひとつですよね。 この記事では次のことを解説しています。...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
言葉・歌詩も合唱の大切な要素です。

声を合わせるコツ

合唱のアンサンブルで一番大切なのが「お互いの声を聴き合いながら声を合わせること」です。

初心者のうちは難しいかもしれませんが、常に意識しておくことが大切です。

この記事ではもう少し内容を掘り下げて、どんな部分に気をつければ良いかを解説しています。

声を合わせるコツ
【合唱初心者向け】歌声を合わせるコツ3選【センスを磨く練習法も解説】 こんな疑問に答えます。 合唱において声を合わせることは演奏の良し悪しに直結する重要事項です。 この記事では初心者のう...
えすた@指揮者
えすた@指揮者
どんなときでも「聴き合うこと」は大切です。

歌い方・声のことで困ったら

合唱をやっていると歌い方や声のことで「困ったな…」ということは必ず出てきます。

これらの記事が解決のヒントになるかもしれません。

えすた@指揮者
えすた@指揮者
声のことで悩んだら読んでみてください。

音程・ピッチで困ったとき

音程・ピッチというのは合唱をやっていれば避けられない要素。ここで困ったり悩んだりする人は多いと思います。

ピッチが悪くなりやすいシチュエーションと対策をまとめたので参考になると思います。

指揮者・パートリーダー向けの内容もあるのでぜひご覧ください。

合唱・声・音程・低い
合唱人「音程が悪いって言われた…」【よくある9パターンと原因・対策】 こんな悩みに答えます。 「音程が悪い」「声のピッチが低い」などの指摘を受けると結構ショックですよね。分かります。(どうして...

声が揺れる・震える・かすれるとき

長めのフレーズが歌い切れなくて声が揺れる・震える・かすれるといった悩みを持っている人もいると思います。

こちらの記事ではその原因が息(ブレス)であると仮定して解決策を解説しています。

合唱・声・ふるえる・かすれる・ゆれる
【合唱の声の悩みを解決】揺れる・震える・かすれる【ブレスの改善がカギ】 こんな悩みに答えます。 合唱をやっていると声の悩みがいろいろ出てきますよね。 今回の「揺れる・震える・かすれる」もよ...

歌い方のコツ総まとめ:繰り返しながら少しずつマスターしよう

合唱の歌い方に関するコツをまとめました。

たくさんあるので一気に覚えるのではなく、一つひとつマスターしていきましょう。

さらにレベルアップしたい方はこちらの記事(【ポイント6つ】全体練習(アンサンブル)をまとめる方法|合唱指揮者が解説)も合わせてご覧ください。

合唱まとめる方法
【ポイント6つ】全体練習(アンサンブル)をまとめる方法|合唱指揮者が解説 こんな疑問に答えます。 練習の際に1番大切なのは「ここを良くしよう」という目的意識です。 これが無ければどんなに練習...
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【指揮者が選ぶ】合唱のおすすめ本|上手くなる本・知識がつく本「合唱についてもっと詳しくなりたい」という方に向けて、合唱指揮者の私がおすすめの本を紹介した記事です。入門、楽典、発声法、指揮法、音楽理論、音楽史と幅広く紹介しています。...