こんな疑問に答えます。
合唱曲を探すのって大変ですよね。ちゃんと聴いてみないと分からないので時間も掛かります。
そんな方に向け、「迫力のある合唱曲」をカテゴリ別に計9曲紹介・解説しました。
- 【中学生~高校生向け】…校内合唱コンクールでも歌える作品
- 【大学~社会人向け】…本格的な混声4部合唱作品
- 【マニア向け】…知っていると一目置かれる作品
【中学生・高校生向け】迫力のある合唱曲3選
まずは混声3部合唱の作品を紹介します。
中学生の校内合唱コンクールで歌っても良いですし、どの曲も内容の濃い作品となっているので高校生が歌っても大丈夫だと思います。
次の3曲です。
- 『あなたへ―旅立ちに寄せるメッセージ』
- 『IN TERRA PAX 地に平和を』
- 『はじまり』
『あなたへ―旅立ちに寄せるメッセージ』(作詩:筒井雅子/作曲:筒井雅子)
サビが繰り返されるごとにヒートアップして盛り上がる曲です。
フィナーレ部分のソプラノのハイトーンも熱いですね。
『IN TERRA PAX 地に平和を』鶴見正夫(作詩:鶴見正夫/作曲:荻久保和明)
非常に輝かしいメロディーが印象的な作品です。
曲の最後、ソプラノの高音がとても華やか。
『はじまり』(作詩:工藤直子/作曲:木下牧子)
快速な6/8拍子と教会旋法的なメロディーがカッコ良い作品。
どっしりと重厚感のある作品となっています。
【大学~社会人向け】迫力のある合唱曲3選
より本格的な混声4部合唱の作品を紹介します。
大学~社会人の合唱団向けのレパートリーとなっています。
- 『大地讃頌』
- 『方舟』
- 『くちびるに歌を』
『大地讃頌』(作詩:大木惇夫/作曲:佐藤眞)
壮大で重厚、格調高い名曲です。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
『方舟』(作詩:大岡信/作曲:木下牧子)
全編5/4拍子で、音の奔流のような激しい作品です。
聞いたことが無い人はぜひ聴いてみてください。
本格的な合唱作品の魅力が味わえるはず。
『くちびるに歌を』(作詩:C.フライシュレン/訳詩・作曲:信長貴富)
日本語とドイツ語の両方が歌詩として使われている作品です。
ドラマチックな作品で、終盤の盛り上がりでは胸が熱くなります。
【マニア向け】迫力のある合唱曲3選
合唱沼への誘い。
- 『交聲詩 海』
- 『Liberté(自由)』
- 『Choir Concerto No. 1』
『交聲詩 海』(作詩:宋左近/作曲:三善晃)
命のエネルギーが沸き立つようなすごい作品。演奏も素晴らしいです。
ちょっと長いですがぜひ最後まで聴いてみてください。
『Liberté(自由)』(作曲:F.プーランク)
フランス語の曲です。
ダブルコーラスと言って、合唱団を2つに分けて交互に歌い交わす編成の曲です。
ラストの盛り上がりは圧巻ですね。
『Choir Concerto No. 1』(作曲:A.シュニトケ)
シュニトケの合唱コンチェルトです。
単純なリズムを執拗に繰り返し、和音を分厚く重ねることで生み出される世界観はに圧倒されます。
すごく長い曲なのですが、とりあえず最初の盛り上がりまで聴いてみてください。
まとめ:【合唱指揮者が選ぶ】迫力のある合唱曲9選
親しみやすいものからマニアックな曲まで紹介しました。
合唱曲はたいへんたくさんあるのでこれを機会にいろいろ聴いてみることをおすすめします。
合唱コンクールで歌う曲を探している場合にはこちらの記事(【厳選11曲】合唱コンクールで勝てる曲|隣のクラスに教えたくない)がおすすめです。