合唱曲紹介・解説

混声合唱とピアノのための《新しい歌》【信長貴富】の紹介・解説!

「《新しい歌》ってどんな曲集?」

と言う方に向けて紹介させていただきます。

《新しい歌》の概要

混声合唱とピアノのための《新しい歌》は2000年に「松原混声合唱団」によって初演された作品です。

もともとは東京六大学合唱連盟の委嘱による男声合唱作品ですが、その初演のわずか二か月後に混声合唱版に編曲・初演されています。

《新しい歌》の概要
  • 作詩者:ガルシア・ロルカ他
  • 初演:松原混声合唱団(2000年)
  • 全曲の演奏時間:約20分
  • 編成:ピアノ付き、無伴奏
  • 難易度:中級
  • レパートリー:合唱祭、演奏会などに

《新しい歌》の収録曲

混声合唱とピアノのための《新しい歌》は全5曲から成ります。

各曲で作詩者/訳詩者が異なる作品となっていますので、あわせて紹介します!

《新しい歌》の収録曲
  1. 『新しい歌』(詩:G.ロルカ 訳:長谷川四郎)
  2. 『うたを うたう とき』(詩:まど・みちお)
  3. 『きみ歌えよ』(詩:谷川俊太郎)
  4. 『鎮魂歌へのリクエスト』(詩:L.ヒューズ 訳:木島始)
  5. 『一詩人の最後の歌』(詩:H.アンデルセン 訳:山室静)

《新しい歌》の特徴

曲集のタイトルにもなっている「歌」をテーマにテキストが取られています。

ポップスやジャズ、ブルースのテイストが各曲に散りばめられ、ポピュラリティが高い、楽しい作品が並びます。

1曲を取り出して合唱祭などで演奏しても盛り上がりそうです。