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「《ルバイヤート》ってどんな曲集?」
そんな疑問にお答えします!
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《ルバイヤート》の概要
正式タイトルは無伴奏混声合唱のための《ルバイヤート》ー中世ペルシャ四行詩集ーとなっています。
ルバイヤートとは四行詩を意味するペルシャ語。
もともとのテキストが短いため、曲それぞれも短いのですが、それぞれに詩を表現するためのアイディア、技法がギュッと凝縮されている感じの作品です。
合唱団 葡萄の樹により委嘱・初演されました。
この合唱団の名前にちなみ、葡萄と歌がモチーフとなっている詩を選ばれたそうです。
《ルバイヤート》の概要
- 作詩者:O.ハイヤーム/訳詩者:竹友藻風
- 全曲初演:合唱団 葡萄の樹(2010年12月)
- 全曲の演奏時間:約16分
- 編成:無伴奏
- 言語:日本語
- 難易度:上級
- レパートリー:演奏会、コンクールなどに
《ルバイヤート》の収録曲
収録曲は全部で6曲。一曲一曲は短いですが、難易度は高く歌いごたえがある作品が並びます。
それぞれの曲で詩を音像化するために用いられる作曲技法(音楽語法)にも注目です。
《ルバイヤート》の収録曲
- 『歌のひと巻き』
- 『光の矢』
- 『時の小鳥』
- 『この日の狂乱』
- 『めぐる「時」』
- 『春は逝く』
《ルバイヤート》の特徴
訳詩者である竹友藻風によるテキストは文語体で非常に格調高いものとなっています。
信長さんはこのテキストをもとに、さまざまなフレーズ、和音、それらの組み合わせで詩の世界を表現されています。
必ずしも親しみやすい作品という訳ではありませんが、深遠な音空間を生み出せる/楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
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