こんな疑問に答えます。
この記事ではボイトレを受けるメリット5つとデメリット3つを紹介します。
先に言っておくと、ボイトレの食わず嫌いは損だと思います。少しでも興味があるならまずは試してみましょう。(だいたいの教室で無料体験ができます。)
もくじ
ボイトレのメリット5つ【食わず嫌いは損】
まずはボイトレを受けるメリットを5つ紹介したいと思います。
4年間くらいボイトレを受けてみて感じたことです。
- 自分だけでは絶対に分からない気づきが得られる
- 個人の個性・希望に沿って教えてくれる
- 調子などに配慮して練習してくれる
- 客観的な評価が得られる
- 1人で練習する心細さがない
メリット1. 自分だけでは絶対に分からない気づきが得られる
ボイストレーニング・発声というのはなかなか奥が深くて難しいです。
声を出すという行動には喉だけでなく全身の筋肉が関わっています。そのため発声をしっかり理解するには運動生理学などの知識が必要です。
また、各ジャンルで長年培われてきたノウハウがありますが、独学ではそれらに触れる機会はなかなかありません。
ボイトレを受けるとそういった部分でメリットがあるんですね。
自分1人で歌っているとどうしても普段のクセが出てしまったりします。
そこでボイトレを受けると、例えば「ちょっと胸のあたりに力が入っているから、ぐる~んとまわしてみようか」などといった具体的なアドバイスが受けられます。
あくまで私の場合ですが、このアドバイスを聞いてからは楽にリラックスして声が出せるようになりました。
これは独学でやっていたら絶対に分からなかった気づきです。
声のことというのは、こんな風にちょっとした気づきやコツで大きく改善することがあります。
ボイストレーナーの方というのはやっぱりプロですので、経験値もすごいです。
そんなプロのノウハウの一端が学べるのがボイトレの大きなメリットです。
メリット2.個人の個性・希望に沿って教えてくれる
声というのは人それぞれのものですので、
- どんな声で歌いたいか?
- どんな曲を歌いたいか?
は人それぞれ違います。
目的が違えば最適な練習方法もコツも違ってくるはずです。
これらの希望に沿って教えてくれるのがボイトレの良いところです。
メリット3.調子などに配慮して練習してくれる
発声・ボイストレーニングというのは非常にデリケートです。
そのため自分の喉の調子はしっかり確認しながら練習を進めていく必要があります。
調子が良くないのに無理してしまうと喉を壊してしまうことにもなりかねませんからね。
ですが、1人で練習していると往々にして「練習しすぎ」をしてしまいます。
調子が良くないときというのは「もっと練習しなきゃ」という気持ちになってしまうからですね。
これが良くない結果を招くのはお分かりだと思います。
このように調子が良くないときに「ストップ」を掛け、ケアなどのアドバイスをしてくれるのもトレーナーに教えてもらうことのメリットです。
逆に、「今日は調子が良さそうだからこの辺まで歌ってみようか」ということも過去にありました。
そういうときはかなり嬉しいですね。
メリット4. 客観的な評価が得られる
自分1人で歌っていると、
- 「うまく歌えているのかな?」
- 「音程とか外してないかな?」
ということが分かりません。
分からないだけならまだマシで「イケてる気がする!」と思って調子よく歌っていたのに、録音してみたらヒドかった…という場合もあり、これはかなりショックですよね。
ボイトレを活用するとそのあたりを客観的に見てもらえるのもメリットです。
また、仮にうまくいっていないところがあったとして「ではどうすれば良いか?」というアドバイスがすぐに受けられるというのも大きいです。
「なんかうまくいってない気がするんだけど、コツが分からないな…」ということは独学あるあるです。
メリット5. 1人で練習する心細さがない
やっぱり1人で上手くなろうとすると限界があります。
1人で黙々と練習するのが性に合っているという方も中にはいると思いますが、そうではない人も多いと思います。
上手く歌えないとき、隣に励ましてくれる人がいるとモチベーションも上がります。
「次回のレッスンまでにちょっと上手くなっておこう!」みたいな効果も得られるので、上達スピードは確実に速くなると思います。
ボイトレのデメリット3つ【トレーナーとの相性には要注意】
ただし、メリットばかりかというとそうではなく、やっぱりデメリットもあります。
次の3つを挙げたいと思います。
- トレーナーとの相性
- お金が掛かる
- 時間がとられる
デメリット1. トレーナーとの相性
トレーナーとの相性は正直あると思います。
会社や学校でも「この人とは合わないな…」という人は絶対にいますよね。それと同じです。
人と人との間のことなので、これはしょうがないと思います。努力で何とかできない部分。
回避するにはいくつかボイトレ受けてみて比較することです。
あとは同じボイトレでもトレーナーの人を選べるところを選ぶのも良いと思います。
試してみるのはとても大切で、逆にフィーリングがすごく合う人に出会える可能性もあります。
そうなったら上達スピードは確実にアップするでしょうし、毎回のレッスンが楽しみになりますよね。これはお得です。
デメリット2. お金が掛かる
ボイトレはお金が掛かります。もしボイトレ選びに失敗したとしたら…結構痛いですよね。
選び方のポイントはいろいろあると思いますが、とにかく大事なのは実際に体験してみることだと思います。
ほとんどの教室で無料体験をやっています。まずは試してみて、行く価値がある・フィーリングが合うと思えば続けてみたら良いと思います。
逆に微妙だな…と思ったら別の教室やトレーナーを試すのでOK。
相性の大事さというのはボイトレスクール側も分かっているので、トレーナーを変えることに後ろめたさを感じる必要はないと思います。
デメリット3. 時間が取られる
時間が取られるというのもデメリットの1つだと思います。
「ボイトレを受けたいのに時間がない…!」という方は多いですよね。
忙しくてなかなか時間が捻出できないときの対策は以下の通り。
- 短時間で見てくれるボイトレを選ぶ
- 通いやすい場所の教室を選ぶ
- オンラインボイトレを活用する
オンラインボイトレに関しては次に触れたいと思います。
ボイトレ・オンラインボイトレ比較【初心者はオンラインからがおすすめ】
ここまでボイトレのメリットについてまとめてきました。
最近はオンラインボイトレも結構流行ってきています。
これからの主流になるかもしれません。
普通のボイトレとオンラインボイトレの比較をしていきたいと思います。
オンラインのメリット【手軽さ】
一番のメリットは手軽さかと思います。
もう少し詳しくは以下の通り。
- 場所を選ばない(声が出せれば自宅でも可)
- 時間の融通が利く(通う手間が省ける)
- 心理的ハードルが低い(初対面の人に合うのって緊張しませんか?)
オンラインのデメリット【やっぱり感覚はつかみにくい】
デメリットとしては、やはり声を出す感覚がつかみにくいことだと思います。
ただ、人にもよるかと思うのでまずは体験してみてどんな感じか試してみるのが良いと思います。
初心者の方はオンラインから始めるのがおすすめ
初めての人はオンラインボイトレから試すのが良いと思います。
とにかく手軽で、始めるハードルも低いからですね。
「なんかもっと本格的に練習したいな」となってからリアルボイトレにステップアップしていっても良いかと思います。
ボイトレに興味が湧いたらすぐに始めるのが吉
ボイトレでもなんでも、興味が湧いたらとりあえずすぐに始めるのが大事です。
「後で良いや~」と放っておくと忘れてしまうからですね。
こうなると上達のチャンスを逃してしまいます。
失敗したとしても失うものは無い(体験は無料だから)ので、そう考えると逆に試してみない方が損だと思います。
まとめ:上達したいならプロに学ぼう
まとめます。まずはメリット。
- 自分だけでは絶対に分からない気づきが得られる
- 個人の個性・希望に沿って教えてくれる
- 調子などに配慮して練習してくれる
- 客観的な評価が得られる
- 1人で練習する心細さがない
自分1人で練習していて1か月悩むような事でも、プロに教えてもらったら一瞬で解決ということはよくあります。これはガチです。
次はデメリット。
- トレーナーとの相性
- お金が掛かる
- 時間がとられる
トレーナーとの相性は特に大事で、こればかりは試してみないと分かりません。
どこのボイトレ教室でも体験は無料のことが多いのでまずは試してみることをおすすめします。
経験上、「思ったより良かったじゃん?」となることが9割くらいです。
「ちょっとハードルが高いな…。」としり込みしてしまう人はオンラインボイトレから始めるのも手だと思います。手軽なのですぐに始められます。もっと本格的に練習したくなったら対面練習に切り替えればOK。
良いボイトレライフを!