日替わりカデンツ

日替わりカデンツ①【トニックとドミナント】センスを鍛える実践練習

日替わりカデンツ①

こんにちは! 日替わりカデンツのコーナーです。

今回のテーマはトニックドミナントです。

バシバシ歌ってハモって、センスを鍛えていきましょう!

ポイント解説も是非ご活用ください。

※自作カデンツにつき、禁則が含まれているかもしれません。ご容赦を!

また、詳しい解説を読みたい場合はこちらの記事がおススメです。

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それではどうぞ!

1-1-1.基本練習[ハ長調]

1-1-1
ポイント解説

キレイにハモるためには同じ音を揃えるのも大切です。

Ⅰの和音ではド、Ⅴの和音ではソの音がオクターブで同じ音になっているので、ぴったり合うように意識してみましょう!

1-1-2.基本練習[ハ短調]

1-1-2
ポイント解説

1-1-1の短調バージョンです。

Ⅴの和音のシ♮の響きを良く感じ取ってみましょう。これが導音です。

1-2-1.基本練習[ヘ長調]

1-2-1
ポイント解説

ヘ長調にしてみました。

上3声(ソプラノ~アルト~テノール)が密集しているため、バランスに注意が必要です。

具体的に言うと、テノールの音がやや高めなので大きくなりすぎそうですね。

こう音の配置を密集配分と呼ぶのでした。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

1-2-2.基本練習[ヘ短調]

1-2-2
ポイント解説

1-2-1の短調バージョンです。こういうのを同主調と言ったりします。

導音(=ミ♮)が今回はアルトにありますね。

アルトが解決した先のファと、バスが上がった先のファを揃えることを意識してみましょう。

1-3-1.基本練習[イ長調]

1-3-1
ポイント解説

#が3つついた長調、イ長調です。

アルトの2音目はソ#なので、半音下がって半音上がります。これも導音ですね。

バスは5度跳躍。結構広いのでうまくクリアしてみましょう。

1-3-2.基本練習[イ短調]

1-3-2
ポイント解説

ハ長調の平行調、イ短調です。

1-3-1もそうでしたが、ソプラノ~アルト~テノールが1オクターブより離れている開離配分です。

音が離れているので、よりいっそうお互いの音を良く聴き合う意識がポイントです。

1-4-1.応用練習[ハ長調]

1-4-1
ポイント解説

やや長めのカデンツにチャレンジしてみましょう。

今までと大きく違う点は2つ目の和音で、ソプラノのファが第7音になっています。つまりこれはセブンスコードになります。

少々先取りになってしまいますが、第7音は半音下がってⅠの和音の第3音(今ならミ)に解決します。

かなり音同士が離れていますが、バスのラインも良く聴いてみましょう。

ソプラノとは常に逆方向に動いています。反行(はんこう)といって美しい進行とされています。

反行についてはこちらの記事でも触れています。

1-4-2.応用練習[イ短調]

1-4-2
ポイント解説

ハ長調の平行調、イ短調です。

先ほどと同様にセブンスの和音が登場します。

もう一つのポイントは転回形です。

バスが根音以外の音(第3音・第5音)を歌っている箇所があると思います。

該当箇所の響きの違いを良く感じ取ってみましょう。

まとめ:日替わりカデンツ①【トニックとドミナント】

お疲れさまでした!

これにてトニックとドミナントが入ったカデンツはばっちりですね!

ポイント解説ではハモるためのコツの他、楽典・音楽理論の用語も散りばめてみました。

すぐに理解する必要はありませんが、さらに学びを深めていくためのきっかけとしていただければと思います。

次回の記事はこちら!

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えすた
合唱歴10年以上のアマチュア合唱指揮者です。 合唱団運営などもやっております。